川崎病での入院から強引に退院して3日目となった先週金曜日。
退院後初の血液検査がありました。

元気なのに改善しない川崎病を示す炎症反応
血液検査の結果は予想に反して芳しくありませんでした。退院後は病気になる前と変わらないくらい元気で、よく動きよく笑っていたので、検査結果も良くなってるだろうな期待はしていたのですが・・・。
川崎病は全身の血管が炎症を起こす病気です。血液検査で炎症の度合いが分かるのですが、正常値が0.3のものが0.68となっていて、退院時より少し増えた結果が出てしまいました。
とりあえず様子を見て、次の月曜日に再検査をして、それで改善されなければ、再度、ガンマグロブリンを24時間点滴をする為、再入院しましょうという話となりました。
ガンマグロブリン療法について先生に聞いた話
ガンマグロブリンは血液から免疫抗体だけを取り出したようなもので、ガンマグロブリンを点滴する事はほとんど輸血と同じような医療行為だそうです。その為、輸血と同様なリスクが発生します。ただ、輸血と違い血液型は関係なく投与できるらしい。
先生曰く、ガンマグロブリンを体に入れると、スーパーマリオでスターを取って無敵状態になったが如く、体が強く元気になるのだとか。
その為、半年間は予防接種を受けられません。抗体を入れてもガンマグロブリンに退治されてしまうのでしょう。
再入院を覚悟して臨んだ月曜日の川崎病再検査
もう川崎病が良くなるならば、再入院してガンマグロブリンを再投入だ!と、覚悟して迎えた今週の月曜日。
ママは前日から気合を入れて準備をしておりました。入院グッズをコンパクトにまとめて用意しておき、残されるパパと娘の為に日持ちのする料理をたくさん作っておいてくれました。
朝、9時過ぎに予約をしていた為、早くから病院に出かけるママと息子。娘はパパに送られて保育園。パパは保育園から帰ってきた後、病院へ入院グッズを届ける為、待機。そんな万全の体制でおりました。
川崎病からの回復!?予想に反する嬉しい検査結果
昼頃、ママから連絡。
「入院はなくなった」
と、意外といっては変ですが、予想外の嬉しい連絡がありました。
炎症反応を示す数値は正常値に戻っていて、しっかりと治ってきているとの事。
先生も意外だったらしく、検査結果が出てすぐに待合室まで来てくれて知らせてくれたそうです。何でも、入院用にベッドもしっかり押さえてくれてたらしい。
さすが原因不明の未知なる病気である川崎病。治る要因も良くわかりません。
残るは川崎病の後遺症と風邪のような症状への不安
そんなわけで検査だけで済んだ月曜日。次はまた金曜日に再度検査をしに病院へ行きます。おそらくそこで心臓のエコー検査をして、川崎病の後遺症である冠動脈瘤が無いかなどもチェックしてくれるのでしょう。まだ不安は残ります。
そして、息子に残る病状として咳があります。退院直後に出た高熱の事もあり、川崎病と肺炎を併発してるのではないかという疑いが残ってるのです。
川崎病を治す為に投入したガンマグロブリンにより、息子の体は現在もまだスーパーマリオのスター状態。それが併発していた肺炎を押さえ込んでいるものの、熱や咳といった症状が少し出ているのではないか?という疑惑があります。
このまま回復していけば問題ありませんが、予後を見守らねばなりません。
とりあえずひと段落となった川崎病の入院騒ぎ
不安はまだ残るものの、再入院はなくなり、とりあえずのひと段落。我が家にも日常が戻ってきました。
現在の息子は超元気。

あ、そっか。本調子のときはこんなに元気なのね。。。
と、軽く呆れるくらい元気です。とにかく良く笑い、良く動きます。
突発性発疹の高熱から考えると1ヶ月強、息子の体調が悪くてやきもきした日々が続きました。その間、いろいろな人に心配や迷惑をかけつつも助けてもらって、本当に有難かったです。少しずつ恩を返していければ良いなと思います。
